Aerial Triangulation
空中三角測量
高精度なDEM・オルソ画像作成の成否を握る「位置・傾き」の補正
航空機で撮影したデジタル空中写真には、機体の傾きや地形の起伏などによる位置のずれが含まれます。空中三角測量により各画像の撮影位置・姿勢を高精度に求め、数値図化やオルソ画像作成など、公共測量の基準に適合した成果品の作成につなげます。
当社では、デジタルステレオ図化システムを用いて、空中写真、直接定位データ(POS)および地上基準点(GCP)を組み合わせた空中三角測量を行います。同時調整計算により、撮影時のカメラ位置(X・Y・Z)と姿勢(ω・φ・κ)を高精度に算出します。
算出した外部標定要素は、数値図化やオルソ画像作成、DEM(数値標高モデル)作成など、後工程の精度を左右する重要な基礎データとなります。 また、直接定位データ(POS)がない場合でも、空中写真と地上基準点を用いた空中三角測量により、外部標定要素を算出できます。
公共測量に対応した、確かな処理技術と対応力
500モデル以上の大規模・広域解析に対応
広大な河川流域や山間部、都市計画区域など、撮影コース数やモデル数が多い大規模案件にも対応しています。500モデルを超える範囲についても、一括したブロック調整を行うことが可能です。
公共測量作業規程への準拠
国土地理院が定める「公共測量作業規程」に基づき、厳格な点検計算および精度管理を実施。そのまま提出可能な品質の精度管理表・成果一式を作成いたします。
高精度なDEM抽出を支える技術要素
- ・GNSS・電子基準点データの活用:
- GPSやGLONASS、日本の準天頂衛星システム「みちびき」などの衛星測位データと電子基準点データを活用し、外部標定要素の
- 初期値を高精度に設定します。
- ・キャリブレーションによる精度向上:
- 同時調整計算の過程でカメラの内部標定要素を最適化し、レンズの特性などに起因する誤差や残差を抑えます。
- ・確実なタイポイントの設定
- 写真の重複範囲からタイポイント(結合点)を自動抽出し、必要に応じて手動による確認・追加を行うことで、写真間や撮影コース
- 間の接合精度を確保します。
